Recipe Blog
Sakamachi
Cooking lab.

柳澤英子がレシピ開発を行う拠点としている新宿・坂町のクッキングラボでは日々、食生活をハッピーにするレシピ開発が行われています。
ここではそんな様子をご紹介します。

大豆のチカラで美味しく糖質オフ!①「大豆粉」を活用しよう

2019.02.07

今回は、最近大注目している「大豆粉」についてご紹介します。

低糖質で高タンパクな大豆製品はダイエットの強い味方です。
納豆や豆腐、蒸し大豆などは使い勝手もよく、やせるおかずのレシピでも大活躍。
そして近年、スーパーなどでもよく見かけるようになった「大豆粉」も、レシピに取り入れるようになりました。
商品によって違いはあるかと思いますが、小麦粉に比べて糖質が約70%もカットできるので、料理の衣やつなぎ、生地など、小麦粉の代わりに使えばかなり糖質を抑えることができます!

 

大豆を原料としたパウダーは大きく分けて「大豆粉」「きな粉」「おからパウダー」の3種。
それぞれ特徴が異なります。

まずは製造方法を比べてみましょう。
  大豆粉は、生の大豆(もしくは低温で加熱した大豆)を丸ごと粉末にしたもの。
  きな粉は、煎った大豆を粉末にしたもの。
  おからパウダーは、豆乳を絞り出した際に残るおからを乾燥させて粉末にしたもの。

大豆粉ときな粉は大豆を粉末にする点では似ていますが、大豆粉は調理の際に加熱して使うのに対し、きな粉は加熱なしで食べられるという点が異なります。
また、大豆粉とおからパウダーはクセがなくマイルドな風味ですが、きな粉は大豆が煎ってある分、香ばしい風味があります。

 

次に、それぞれ100gあたりに含まれる成分に注目してみましょう。
  大豆粉:タンパク質約40g、糖質約15g、食物繊維約14g
  きな粉:タンパク質約35g、糖質約10g、食物繊維約14g
  おからパウダー:タンパク質約25g、糖質約6g、食物繊維約45g

大豆粉ときな粉は大豆を丸ごと粉末にしている分、おからパウダーに比べてタンパク質が豊富です。
一方、水分を絞った状態のものを粉末にしているおからパウダーは、食物繊維が非常に豊富。糖質も最も低いんです。

それぞれ、風味の好みも含め、用途に合わせて使い分けられるといいですね。

 

今回は、その中で「大豆粉」を使ったレシピをいろいろと試してみました!


1品目は、シンプルなクラッカー。
大豆粉、バター、ベーキンパウダーなどを混ぜて薄くのばし、オーブンで焼きました。
食感は「サクッ、ほろっ」。素朴なおやつができました。
お茶やコーヒーと一緒に少量ずつ食べるのがオススメ。チーズやアボカドディップとも合いそうです。

 

 
2品目は、なんと大豆粉ピザ!
大豆粉に卵やオリーブオイル、塩などを加え、練って生地を作ります。
小麦粉生地よりもかなり低糖質なのに、見た目は普通のピザとほとんど遜色ありません。
トッピングを変えればさまざまな味を楽しめるのもうれしいですね。

そして驚くべきは、その食べ応え!
小ぶりのサイズでもかなりお腹いっぱいになるので、食べ過ぎ防止にも。

 


3品目はキッシュ。土台の生地を大豆粉で作りました。
これはかなりの美味しさ!
卵液の水分で大豆粉生地がしっとりとするので、とても食べやすくなります。食べ応えも十分。
大豆粉自体にクセがないので、マイルドな味わいのフィリングにもよく合います。
おもてなし料理にもピッタリです。

 

大豆粉はグルテンフリーなので、生地を作る際にはやや崩れやすいと感じるかもしれません。
慣れないうちは、小麦粉と混ぜて使ってもよいかと思います。

ヘルシーで使い勝手の良い大豆粉。レシピのアイデアも広がります!
皆さんも是非試してみてくださいね。

(photo/hebiji)

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